本文へ移動

当寮について

当寮の目的

 聖喤寮は児童に対し、安定した生活環境を整えるとともに、生活指導、学習指導、家庭環境の調整等を行いつつ養育を行い、児童の心身の健やかな成長とその自立を支援する施設です。
 聖喤寮は法然仏教の完成者記主良忠上人が三隅の地で誕生された。つまり聖が産声をあげたというのが名前の由来です。
 戦争の傷がまだ癒えない昭和28年11月に戦災孤児の救済、健全な社会人を育成すること、石見の子は石見で育てたいとの創設者の想いのもと三隅で設立され現在、70年近くが経過し、現在までに500名以上の児童が卒寮しています。

当寮の理念

明るく  御仏を信じ  成長 
(内なる仏性により成長する ※特定の宗教を強制するものではありません)
正しく  教えに従い  道理
(正しい倫理観と道徳観に従います)
仲良く  友達と仲良く 社会
 (親、兄弟、姉妹、友達や知人と仲良くする様努めます。)
喜び働く おかげに感謝 働く
(おかげの気持ちを持ち、持てる能力を活用し、社会と関わります。)

基本方針

 児童虐待の急増や家庭の養育力低下など、子ども達を取り巻く社会情勢が目まぐるしく変化する中、専門的な支援が求められています。児童養護施設 聖喤寮においても、被虐待児や発達障がいのある子どもの入所が増加し、子ども達の抱える課題が非常に深刻化・複雑化しています。
 こうした中、子ども達の多様なニーズに応え、その最善の利益を実現し、子どもの権利を守り、安全で安心な日々の暮らしを送れるように、一人ひとりの発達に即した関わりが必要で、より関わりが深められるよう養育単位の小規模化を行っているところです。
 地域小規模児童養護施設「若葉」は、今年で5年目を迎えます。地域の中で家庭的な生活を子ども達は過ごしています。今後も子ども達の最善の利益を考慮し、施設の小規模化の更なる充実を行っていきます。そして、かけがえのない存在である子ども達の命と人権が大切に守られ育んでいかれるよう、職員倫理の向上、養育に対する姿勢・スキルアップに取り組んでいきます。また、「専門的ケアの充実」「自立支援の充実」「支援・地域支援の充実」「子どもの権利擁護の推進」などケア体制の充実を計り、これまで培ってきた専門性を還元し、コロナ禍の厳しい状況においても、地域に根差した役割と機能を担い、養育を支える拠点となるよう努めていきます。

地図

住所:〒699-3212 島根県浜田市三隅町向野田409

会社沿革

昭和28年11月
開寮
昭和29年5月
法人認可
昭和42年4月
定員30名から45名に増員
昭和47年5月
児童遊園施設完成(平和の家)
平成元年3月
新寮舎完成 改築移転 定員45名から50名に増員
平成15年10月
児童養護施設聖喤寮  開設50周年記念式典
平成20年7月
カウンセリングルーム開設
平成22年3月
県助成により小規模グループケア棟(あおば棟)開設
平成30年9月
地域小規模児童養護施設「若葉」開設
TOPへ戻る